福島県警が、柔道・剣道の有段者9名を特別枠で警察官に採用したそうです。
通常、公務員になるには採用試験を突破する必要がありますが、この特別枠はそれがない、のかと思いきや、筆記試験と口述試験はきちんとあったようです。
おそらく、筆記・後述・実技の配点が一般の受験生とは違っていたのでしょうね。
震災後、除染や廃炉作業の関係者が県外から多数流入するようになり、トラブルや犯罪が増える傾向にあるため、柔道・剣道の実力を備えた警察官を採用し、警察に対する信頼感を高める目的とのこと。
将来は警察官への武術指導を担ってもらう予定だそうです。
いろいろな働き方があるものですね。
しかし、統計を見ると福島県の犯罪発生率は震災後下がっているのですが・・・
人口10万人あたりの刑法犯認知件数は、以下のとおりです。
2008年 | 2009年 | 2010年 | 2011年 | 2012年 |
---|---|---|---|---|
947.4 | 950.6 | 951.8 | 798.1 | 737.0 |
※第128回福島県統計年鑑から作成
圧倒的に減っていますよね。う〜ん、謎です。まあ、頼もしい警察官が増えるのは良いことですよね!