警察官の階級の中で、巡査、巡査部長の次の階級となる「警部補」。その年収・収入はどれくらいなのでしょうか。
実際のところを見てみましょう。
警部補になるのは26歳くらい
国家公務員一種のいわゆる「キャリア」を除けば、大卒でも高卒でも警部補になるのは最短で26歳です。
ただし、実際にはストレートで昇任できるわけではないので、26〜30歳くらいではないでしょうか。
警察官の給与は年功制
階級によって多少は差がつくものの、警察官の給与の上昇は階級が上がることよりも年齢が上がることによるものの方が大きいです。
したがって、警部補になったときに何歳くらいだったのかが大きく影響します。
警部補になる30歳前後では年収400万円弱
順当に行けば警部補になる年齢30歳前後だと、警察官の年功賃金では月給24〜26万円あたりになっています。
仮にボーナスが年に4ヶ月出たとすると、月給の16倍が年収ですから、年収380万円前後になります。
400万円に足りないくらいですが、この年齢の給与としてはそれなりにある方ではないでしょうか。
また、地方の給与水準からすると、かなりもらっている方でしょう。
何かと物入りになってくるアラサーの年頃ですが、警察官の収入ならまずは一安心といったところでしょうか。