警察官採用試験において、足切りの教養試験の次に待ち構えているのが論文と面接試験です。
全体の配点は、教養試験が1とすると論文試験が0.5から1、面接試験が1から2です。
したがって、論文と面接で半分以上の割合を占める重要な科目なのです。
論文試験対策
論文は、普段から文章を書き慣れていないと、まず書くところからつまづきます。
そもそも文章の組み立て方を知らないからです。
対策としては、まず本屋で公務員試験の論文対策の本を買ってきます。
何種類かあるかもしれません。そのときは、パラパラめくってみて自分にわかりやすそうなものを選びましょう。Amazonで評価が高いからといって自分に合っているとは限らないので、説明が自分に合っているか確かめましょう。
中身はだいたい同じはずで、論文を書くときの文章の組み立て方、過去の論文試験から分析した問題の傾向、練習問題などでしょう。
ここでも大事なのはやはり慣れで、やり方が頭でわかったからといってぶっつけ本番ではまず上手くいきません。
必ず書いてみることです。
また、「書く」という行為は、普段から読書していないと自分の中に言葉の貯金がないので、少し固めの文章を読んでみることも勉強になります。新書あたりがお勧めです。
面接試験対策
こちらも、とりあえず本屋に行って公務員試験の面接対策本を買ってきましょう。
何種類かあるでしょうが、だいたい同じ内容のはずです。
基本的な心構え、服装・マナー、よく聞かれる質問などが解説されているはずです。
これもできれば模擬面接をした方がよいでしょう。なるべくなら、友達よりも学校の先生など大人にしてもらうのがよいです。
基本戦略としては、「アウトにならない」「ちゃんとしている」ことを目指します。変に一発ホームランを狙う必要はありません。相手と言葉のキャッチボールができているかが重要です。
論文と面接においても、「基本を身につけて、何度も練習」が試験対策の黄金パターンです。